岡田斗司夫さんの「ひとり夜話4」を新宿ロフトプラスワンに聞きに行くの巻

2010年3月30日

ずーっとマンガ夜話とか、本とでしか接点がなかった岡田さん。
Twitterを初められて、公開読書という実験をしているのを面白いと感じて
勝手にまとめていたのですが、http://togetter.com/li/1254
やっぱり一度は生オカダを見ないとダメでしょうと思って
12/18夜 歌舞伎町のコマ劇場近くにある新宿ロフトプラスワンへ初めて行ってみた。

地下二階の会場に入ってまず驚いたのは壁一面に少女マンガがあったこと。
バンドのライブ会場をイメージして行ってたから、面喰った。
会場内にはイスがびっしりと入っていて、人が通るのも大変な状況。
18:30ぐらいに入った時点で席はほとんど埋まっていた。

生ビールとからあげを摘みつつ、開演を待つ。
19:00 岡田さん登場!
テレビで何度か見ているから痩せているのは分かってたけど
あそこまで細いとは、、、手の甲に青白く血管が浮き出るほどに細い。

今回のテーマは3つ 本棚、ゲーム、ノート術。

以下は、講演をiphoneでメモったやつに加筆したものです。
箇条書きっぽくなってしまいますが、雰囲気を味わってください。

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■本棚編

蔵書が37000冊 から 1000 冊になった。
今週のブルータスに記事が載っている。
Dの300冊を普段は読んでいて、他は死蔵&見せる本棚。

平凡社の世界百科事典 10万円が初めて買ってもらった本
高校のときに三畳 から 一戸建てに 引越し。
そこから本を沢山買う様になる。
実家の手伝いをしつつ、近所の本屋に伝票注文して月100冊は買っていた。

大学入学のとき蔵書17000冊

オネアミスの翼を作ってる時に37000冊に
八畳+六畳の部屋が本置場。

現在は衣装ケースに本をいれて、カメラで取る。
サイズだけ揃えている、内容・ジャンルはバラバラ。

ファイルメーカーで雑貨などのデータべースを作ってもいる。
DB化だけの臨時アルバイトをやっとった。

本との付き合いのライフサイクルは
「見つける→買う→読む→売る(手放す)」

蔵書は負債である。
読むまでは、時間という利息を払っている。

本を手放すとき、最悪、目次だけ残す
思い出の本は、表紙の写真で残す

本はマテリアル、イメージを頼りにして、思い出を残す。
思い出の本は捨てずらいので、中間段階としてミニチュアを作った。(←これが良く出来ていた)

手で持ち歩いていけるぐらいの、シンボル化したものにする。
iPhoneに思い出も入れてしまう。

読んだあとの本は、「手放す、使う、見せる、思い出」の4つのどれかになる。

自分というものを表現するための本棚

本屋でキチンとお付き合いする。
本は買う時間はあっても、読む時間がない。

立ち読みで読みとばすほうが良い。家の一時間より、立ち読みの一時間が密度が濃い。
本屋合コン理論。
Amazonは出会い系サイトだ。

判断線30日。買ってから30日以上読んでない本は手放す。

■ゲーム編

最近はゲームをしなくなった。
過去にやっていて好きなのは、
マリオ、 マリオカート、桃鉄。

想像力がありすぎる人のマイナス点
スティーブン・キングは、「ベットのなかで、冷たくなった子どもを見る」というイメージがわき辛かった。

想像力が強すぎると、不安がつのる、暴走する。
桃鉄のキングボンビーとか出てきたらリセットしちゃう。

夢幻の心臓 (ドラクエの元ネタ)
農夫が怖い。
「わがこころはあらはわくにあり」の意味を後年しって作者の首を絞める

どこでも一緒の トロ が、ゲーム最後に居なくなるところで
胸がぐっときた。
そして、 10歳の娘が夜中マンガをよんでトロを待っていた…
(岡田さん涙ぐむ)

この体験以降、ゲームができなくなった。

■ノート術編

一日見開き、右に論理、左にイメージ。

今までのノート変遷
スケジュール帳
システム手帳
カウンセリング
なんでも書く
B5ノート

過去のノートはどんなのかを見せてくれた。
84年は「バリバリプロデューサーのアニメ日記」に
ガイナックス前夜の説明用メモを書 いていて
並行して「ゼルダの攻略MAP」「ドラクエの攻略MAP」も書いていた

95年ぐらいから、一冊のノートに何でも書く
一時期はカード式だったけど、使いずらくてやめた。

ノートの取り方は、見開き1ページの
左は面白く(イラスト) 右は考える(論理)、日付をかく

ノートを書いていくとどうなるか
やりたいことだけやる
悩まない
ストレスない
人前で話せる
喧嘩しない
いつも楽しく退屈しない
文書がかける
アイデアに不自由しない
面白いと言われる
アプローチが自由自在

面白いと言われるほうが、お金を稼げることより上

頭は工場じゃない。
効率よくアウトプットしなくて良い
頭は農地であり自然だ。
アイデアは作物。いい土壌にはいい作物が実る。

岡田式ノート術のステップ
【助走の段階】
一週間を見開き1枚に書く。
右側に、その日あったことを名詞と動詞でかく
左側は、考えたことを書く

【離陸の段階】
一週間を見開き1枚に書く。
あったことに五段階の採点をつける
マイナス点はなし ゼロまで

採点する事で、低い点の事を自然としなくなる。

【上昇の段階】
見開き1枚を毎日かく
論理基礎、面白基礎 の段階
ノートはいつも持ち歩く
左は無責任に書く

★論理とは
物事を下・上・水平に考えること
まず下に、「なぜ?なぜ?なぜ気になる?」と3段階掘り下げる。
そして上、「ということは?どうな る?どうする?」と推理・発想をすすめる。
最後に水平に、「似たことは?前にもやった?逆に?同じような?」と類似することを探す

家の基礎をつくり(下)、建物たてて(上)、隣の家を見る(水平)

★面白いとは?
体験談、失敗談
てきかくな例え話
要するに、抽象化
無茶なギャグ ダジャレ
無理クリ イラスト 替え歌

★何かを学びたければ、批判はせずに真似る。信者になる。
勝間研究としてウェブサイトの構造をまるまるメモしてみた。

【巡行の段階】
思いつきやアイデアが、意見や仮説になっていく
見識=知識+人格+教養

立場と判断がないとだめ見識
根拠、主体性のある発言をしよう

【再加速の段階】
いよいよアウトプット
人に話す、ネットに書く

ブログは面白いことだけ書く場所

★三つの世界
電脳、社会、ノート

昔は社会しかなかった→友達の多い人が面白い(話題を持った)人
電脳へは障壁があるけども、時代がすすむにつれ壁は壊れる
(社会と電脳が表側だとすると、ノートは深層心理・裏側)

ノートは深度を作る、掘り下げる、もう一つの地球を作る
ノートは観察可能な私

【軌道到達の段階】
ヤフー検索10万ヒット 臨界点を超える
ハブになる
注目や評価という資産を他者に投資できるようになる

【月面都市の段階】
やり方を教える、教えると深く学べる

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以上、3時間があっという間に過ぎていきました。
ノート術のところとか、絵で伝えた方が良いんだけど、
まあそこは、書籍化されるのを待つことにしましょう(笑)

次回のひとり夜話は、東京では2010年1月16日(土)昼夜2回公演があります。

公式ページ
http://otaking01.cocolog-nifty.com/